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【2022】紅葉期の涸沢パノラマコースで下山! | 絶景を楽しめるけど時間と体力が必要【登山レポート】

2023 8/31
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登山レポート
2022.11.302023.08.31
紅葉期の涸沢パノラマコースで下山! | 絶景を楽しめるけど時間と体力が必要【登山レポート】

2022年10月上旬、紅葉を見るために上高地→横尾経由で涸沢へテント泊をしてきました!

その時に帰路を、

  • 涸沢→横尾→上高地
  • 涸沢→パノラマコース→徳沢→上高地

のどちらにするか迷ったのですが、パノラマコースを選択することに。

行った感想としては、

絶景が楽しめるコースで、時間と体力に余裕がある人は行くのがオススメ!
ただ、道が険しい箇所もあるので初心者は避けたほうがいい。

という感じでした。

今回の記事では、パノラマコースの登山レポートをお送りします。

僕と同じようにパノラマコースに行くかどうか迷っている人は参考にしてみてください!

目次

パノラマコースの概要

涸沢パノラマコースのトラック
トラック | YAMAP活動データ
涸沢パノラマコースの概要※片道

コース:涸沢ヒュッテ → 屏風のコル →(屏風の耳)→ 奥白谷沢 → 新村橋 → 徳沢

コースタイム:約4時間30分

距離:約7km

標高差:約1,000m

涸沢からパノラマコースを経由して徳沢までは、4時間30分ぐらい。

上高地までは6時間30分ぐらいかかります。

コースタイムは横尾経由と大きく変わりませんが、アップダウンや細くて歩きづらい箇所もあるので、人によってはもっと時間がかかるかもです。

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涸沢ヒュッテ/Karasawa hütte(@karasawa_hyutte)がシェアした投稿

また、時期によっては残雪で通れないこともあります。

パノラマコースの最新情報は涸沢ヒュッテや涸沢小屋のHPで情報提供してくれているので、行く前には必ずチェックしてくださいね!

>>涸沢ヒュッテの公式サイトはこちら

>>涸沢小屋の公式サイトはこちら

【登山レポート】涸沢→パノラマコース→新村橋→徳沢

秋の涸沢ヒュッテ

ここからは、涸沢→パノラマコース→徳沢までの登山レポートをお送りします!

涸沢から屏風のコルまでは難路が続く!初心者にはオススメできない

地図データ(涸沢ヒュッテ~屏風のコル) | YAMAP

パノラマコースのスタートは、涸沢ヒュッテから少し下ったところにあります。

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@kaji_s2003がシェアした投稿

スタート位置の看板には下記のような文言が。

パノラマコースは道幅が狭く、崩落箇所のある難路です。
健脚者・熟達者及び時間に余裕のある方で、AM9:00までの通行開始をお願いします。

実際に歩いてみると、パノラマコースはこの注意書き通りの道でした。

涸沢パノラマコース(涸沢~屏風のコル)

看板に “難路” とありましたが、パノラマコースで一番険しいのは、涸沢~屏風のコルまでの約1時間。

崖のトラバース道を歩いて行くのですが、道幅が狭く滑落すると危険な箇所が続きます。

涸沢パノラマコース(涸沢~屏風のコル)

ロープが設置されている箇所もあり、時には手を使って体を支えて歩くような場面も。

横尾~涸沢の道と比べると、だいぶん険しいです(汗)

入口にあった看板のとおり「健脚者・熟達者向き」のコースなので、初心者の人は横尾経由で上高地に戻ることをオススメします。

涸沢パノラマコースから見る涸沢

ただ、途中の景色は見ごたえ十分!

振り返ると昨晩泊まった涸沢が。

涸沢パノラマコースから見る屏風の耳

進行方向に見える、黃葉に包まれた「屏風の耳」も綺麗!

涸沢からも「屏風の耳」は見えていたのですが、僕はこのパノラマコースから見る角度が好きでした。

涸沢パノラマコース(涸沢~屏風のコル)

涸沢から難路を1時間ほど歩いて短い尾根道に出ます。

尾根道はこんな感じ。

そして…

涸沢パノラマコースから梓川方面の景色

尾根道からは梓川方面の視界が一気に広がって、「パノラマコース」の名前に相応しい景色を見ることができます!

屏風の耳は時間に余裕があれば寄ってみるのがオススメ!

地図データ(屏風の耳周辺) | YAMAP

尾根道を少し歩くと「屏風のコル」という鞍部に着きます。

「屏風の耳」と「徳沢」の分岐点

ここが「屏風の耳」と「徳沢」の分岐点。

「屏風の耳」は展望スポットになっていて、寄る場合は「屏風のコル」に荷物を置いてピストンすることになります。

コースタイムは往復で45分ぐらいです。

「屏風のコル」から「屏風の耳」へ登っていくと…。

360℃の展望が広がっていました!

昨晩、泊まった涸沢が一望できます。

別の方向には常念岳の姿が。

この日は雲が多くて見られませんでしたが、晴れると槍ヶ岳や大天井岳もバッチリ見えるとのこと。

北アルプスの主要な山々が一望できるんですね!

前穂高と黃葉の尾根も良い感じ!

どこ見ても絶景しかありません。

「屏風の耳」周辺の黃葉も綺麗でした!

赤の紅葉も良いけど、黄色に染まる黃葉も良いですよね。

絶景を堪能したら「屏風のコル」に戻ります。

体力と時間に余裕があれば、ぜひ「屏風の耳」に寄ってみてください!オススメです!

「屏風の耳」の先に「屏風の頭」という展望スポットがありますが、道中がハイマツに覆われていてアクセスが大変のようです。
無理に寄らなくても、「屏風の耳」で十分に展望は楽しめます。

屏風のコルからは長い下りが続く!

地図データ(屏風のコル~新村橋) | YAMAP

屏風のコルからは、下り道がはじまります。

下り道はけっこうな斜度があり、これを登るとなると

「しんどそうやな…」

というのが正直な感想。

僕が行ったときは7組ほどの登山者とすれ違いましたが、登りは2組だけでした。

秋色に染まった斜面の景色を楽しみつつ下っていきます。

森の中に木漏れ日が差し込むと気持ちいい。

そして、ここの道のりで一番感動したのは前穂高の勇姿!

見上げたときの姿が、とにかく格好良かった!!

森の中からも一枚。

存在感が半端ないです。

と、パノラマコースは「屏風のコル」以降も景色を十分に楽しめる道なのですが…。

この下りがまぁ長い!

しかも、「ずーっと下りなんかなー」と思っていたら、たまに上りも出てくるという…汗

道の途中には岩がゴロゴロしてる沢を渡るような箇所も。

「涸沢~屏風のコル」までの道と比べると危険な箇所は少ないですが、下っているうちに疲労が溜まってきていて足元がフラフラになってきます。

というわけで、慎重に下っていると時間もけっこうかかってしまいます…。

パノラマコース入口の看板にあった、

「時間に余裕のある方で、AM9:00までの通行開始をお願いします」

には納得です。

下り続けていると、白い大きな岩がたくさん転がった大きな沢に出ます。

これが「奥又白谷河原」かな?

ここまで来るとパノラマコースの終点まではあと40分ぐらい。

長い道のり疲れが溜まってくる頃ですが、もう一ふん張りです!

「奥又白谷河原」から下っている途中には、こんな橋を渡る場面も。

さらに下り続けると広く歩きやすい道になります。

広い道を歩いていると、ようやく「奥又白谷登山口」の看板が!

長かった~。

まだ終わりではないですが、看板を見るとなんかホッとします(笑)

登山口から少し歩くと、新村橋への分岐に到着。

新村橋を渡ると、横尾~上高地の道に合流!

パノラマコースはこれで終わり!おつかれさまでした!

徳沢までは20分ぐらいです。

徳沢園ではご褒美としてソフトクリームを購入!美味かった~。

徳沢から上高地までは約2時間。

パノラマコースを歩いてからの、+2時間は長く感じました(笑)

でも、良い景色を見れたから満足です!

まとめ:時間と体力に余裕がある人は絶景が楽しめるのでオススメ!

本記事では、涸沢のパノラマコースを紹介しました。

変化に富んでいて、色んな絶景が楽しめるので個人的には行って良かったです!

行きで横尾から歩いてきて、「帰りは違う道で景色を楽しみたいなー」という人にはオススメできます。

ただ…

  • 涸沢~屏風のコルまでは悪路なので通行注意
  • 下りが長く疲労が溜まるので、コースタイムよりも時間がかかる可能性がある

というところは要注意です!

初心者の人や時間に余裕がない人にはオススメできないですね。

自分の行程と体力を考えて、パノラマコースを通るか検討してもらえればと思います!

今回の記事が参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

登山レポート
アウトドア 北アルプス 涸沢 登山
紅葉期の涸沢パノラマコースで下山! | 絶景を楽しめるけど時間と体力が必要【登山レポート】

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