登山靴を買ったのに、サイズが足に合わなくて辛い…
登山をしている人なら、一度はこんな経験をしたことがある人も多いかと思います。
足に合わない靴で行う登山はただの苦行。
めっちゃ辛いですよね…。
僕も新しく買った登山靴で同じ悩みを抱えていたのですが、靴のサイズ(横幅)を広げて足に合うよう調整できました。
今回の記事ではその方法をご紹介します。
同じように足に靴が合わない人の参考になれば幸いです!
横幅を広げてみた登山靴[SIRIO]P.F.116-2
今回、足に合わなくてサイズ(横幅)を広げてみた登山靴はシリオの「P.F.116-2 シューズ ユニセックス」。
春~秋に使うローカットの登山靴を探していたところ、店頭で見かけて気に入った製品です。
ちなみに、僕の足は「幅広・甲高」で典型的な日本人の足型。
いつもは下記のような “4E” の製品を使用しています。
「P.F.116-2」は “3E+” の製品で “4E” よりは少しだけ幅が狭い作りになっています。
ただ、店頭で何度も試し履きをしてみると、足に合う感じで問題なさそうだったので購入することに。
その後、意気揚々と山で履いてみたのですが…
数時間歩いていると、べらぼうに足が痛い!
「履いているうちに靴が柔らかくなるはずやから、そこまで耐えるか?」
と一瞬は考えましたが、そんなの待ってられないぐらいに痛いんです…(泣)
靴のサイズが合わないときの救世主![Smilefoot]シューズストレッチャー
というわけで、
“足に合わない登山靴をなんとかしたい…!”
と思って探して見つけたのが「Smilefoot シューズストレッチャー」でした!
(こんな靴を広げるための製品があるなんて、まったく知らなかったです…)
ちなみに、シューズストレッチャーは色んなメーカーから販売されています。
僕はアマゾンのセールで安くなっていたのでこの製品にしましたが、機能が同じならこのメーカーのストレッチャーでなくても大丈夫だと思います。
シューズストレッチャーで登山靴の横幅を広げる方法
商品の概要と取り扱い説明書
商品を開封したときの様子はこんな感じ。
なかには、
- シューズストレッチャー本体
- ダボ
- シューレース※おまけ
が入っていました。
取り扱い説明書の表面。
注意事項として、
と記載があります。
裏面には製品の使用方法が書いてあります。
この方法に沿って、実際に登山靴を広げてみます!
シューズストレッチャーを使用して登山靴を広げる
シューズストレッチャーを靴にセットする前に、まずは靴のどの部分を広げるかを確認します。
僕の場合は上記画像の丸印の部分。
- 足の親指の付け根
- 小指の付け根
左右どちらも歩くと痛くなってたので、この両側を広げることにします。
靴の広げる部分の確認ができたら、その場所にダボ(黒いやつ)を取り付けます。
ダボを取り付けたシューズストレッチャーを靴に入れて…
あとはダイヤルを回して靴を広げればセット完了!
靴は広げすぎると元に戻せないで、少しづつ広げて微調整してください。
これはシューズストレッチャーをセットした直後の写真です。
ダボで左右が広がっているのが分かりますか?
このまま2日間ほど放置します。
広げてみた結果は…
こちらがシューズストレッチャーでサイズを調整したあとの靴の様子。
1度目の調整で左足は良い感じに。
ただ、右足はまだキツイ感じだったので、2度目の調整をしてもう少しだけ幅を広げました。
この結果…
歩いても痛くなくなりました!
めっちゃ快適です。
「登山靴が変形しておかしくなったらどうしよう?」という不安はありましたが、特に問題なく靴のサイズを調整できました!
シューズストレッチャーを使うときの注意点
最後にシューズストレッチャーを使用するときの注意点をまとめておきます。
- 靴を広げると元に戻せないので慎重に
→靴は広げると元に戻せません。サイズ調整は少しづつ行ってください。 - サイズ調整可能なのは5mm前後まで
→5mm以上のばすとデザインや型崩れが起こる可能性があります。 - 縦にのばすのは厳しい
→登山靴の場合、先端部分をラバーが覆っているので縦に伸ばすのは難しそうです。
まとめ:どうしても登山靴が足に合わなくて痛いなら最終手段で試してみて
今回の記事では「足に合わない登山靴をシューズストレッチャーで広げる方法」をご紹介しました。
もちろん、一番良いのはサイズ調整をしなくて済むように、
自分の足にぴったり合う登山靴を購入すること
です。
ですが、どうしても靴が足に合わないときは最終手段としてシューズストレッチャーでの調整を試してみてもいいと思います。
ただ、広げた登山靴は元に戻せないので、自己責任で慎重にやってくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。